持ち歩きPC等紛失に備える†
PC持ち歩きの危険性†
出張等で普段使いのnotePCを持ち出し、紛失・盗難により、機器そのものが失われる。さらに、以下に挙げる問題が起りうる。
- 個人情報等が含まれる場合、大きな問題になる。
- 本人にとって重要なデータ/文書/(POP利用の)メールが失われる。
問題が起きないようにするため対策が必要である。
持ち歩きPCを手元から離さないようにするのは当然である。
置き忘れ、盗難等で紛失しても問題が起きない状況にしておくために、以下のいくつかでも実行することをお勧めする。
専用PCを用意する†
出張等で持ち出すPCは、廉価、ネットワーク機能が主のものを利用する。普段使いのものは避ける。
- ログインにパスワード/セキュリティソフト/ソフトウェア自体のアップデート確認(当然のこと)。
- ドキュメントのあるファイルシステム自体を暗号化して、ディスク自体を取り外し読み出される危険を防止。
WindowsならBitLocker、MacOS XならFile Vaultという名前の暗号化機能がある。
ファイルをローカル(持ち出しPC)に置かない†
- 該当PCには、問題になるファイルは入れない。
- 外部では、Webmail を利用する。https://mail.iis.u-tokyo.ac.jp/
(POP で利用している機器を持ち出し、紛失・盗難に会うと、過去のメールにアクセスできなくなる。)
- ファイル転送:Webfsの利用 https://webfs.iis.u-tokyo.ac.jp/
外出先で作成した記録文書等のファイルで失われると困るものは、生研に転送しておく。
(外出先で作成したファイルで必要なものを、Webfsでアップロードしておけば、あとで必要なPCにダウンロードできる。また生研ファイルサーバのバックアップ対象なので自身のPCで誤って消失した場合にも、復旧できる)
- リモートデータ消去機能がMac OSX にはある。
ただし、事前設定が必要である。また、紛失機器自体がその後ネットワーク接続されない場合は利用できない。
セキュリティ†
- 該当PCを持ち出す直前にも、OSアップデート、利用ブラウザのアップデート、セキュリティソフトウェアアップデート等を行う。
- Webアクセス等で必要なパスワード等は、該当機器に覚えさせない。
(盗難等で、メールの盗み見、なりすましによる個人情報漏洩やクレジットカード関係の金銭被害もありうる。IDやパスワード等が必要な利用は最小限にとどめる。)
- 特に、機密/個人情報の関係する作業は外出用PCで行わないこと。
当然ながら問題のあるファイルをUSBメモリなどで持ち歩くのも危険である。
(外出先でそのような仕事をしてはいけない。)
万が一紛失・盗難等にあったら†
生研電算室アカウントのパスワードを変更
する。東大外部から、スマートホンでもアクセス可能である。
情報漏えいの可能性がある場合は、関係先に連絡する。
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