以下は旧サーバ向けのドキュメントになります。新サーバ向けドキュメントは準備中です。
- 電子計算機室では、 web ファイル共有サービス (以下、webfsサービス ) を公開しています。
- webfsサービスでは、ファイルサーバ上の電子計算機室アカウントのディレクトリ(以下、ディレクトリ)へ、webブラウザを介してアクセスすることができます。
- さらに、ファイル公開機能を利用すると、ディレクトリ配下の特定のデータ(ファイルまたはフォルダ)を、インターネットに接続したユーザに公開することができます。
- これにより、メールにファイルを添付して送付することなく、ファイルの受け渡しが可能となります。
- なお、ファイル公開時には、パスワード、公開期限、ダウンロード回数制限の設定が可能です。
注意事項†
- webブラウザを利用して管理できるのは、ログインアカウントのディレクトリ配下のみで、 他アカウントのディレクトリ等、自身以外のディレクトリへアクセスすることはできません。
- 表示される言語は閲覧するブラウザの言語設定に依存して変化します。 ブラウザの言語設定が日本語の場合は日本語表示、それ以外の言語の場合は英語表示となります。
- ファイル名に「~」(チルダ)を含むファイルに対して webfsサービスを利用すると問題が発生することが分かっています。 これは、複数の文字コードを利用している環境下で発生する避けられない問題です。 このため、これらの「~」を含むファイルを操作する場合は、ネットワークファイル共有(SMB)を用いた、Windows/Mac OS X/Unix環境を利用してください。
- 「受け取りフォルダ指定」機能は利用できません。
- 公開データについて、ダウンロード制限数の限界、または公開日数の制限のどちらかに達した時は、自動的に該当データに対する公開が停止されます。
- 「ユーザ設定」の「ログインフォルダ」は変更しないで下さい。 変更してしまった場合は、次回ログイン時にフォルダ一覧が正しくされません。 その場合は、ログイン後、「web公開一覧」のリンクをクリックした後に表示される、 「ユーザ設定」リンクをクリックし、元のログインフォルダ情報に戻してください。
利用方法†
ファイル公開設定例†
ログイン†
- ユーザ名とパスワードは電子計算機室発行の生研アカウント (メールアドレスの@iis.u-tokyo.ac.jpを除いたものとメール受信用パスワード) を入力します。
- ログインに成功すると、電子計算機室アカウントのディレクトリが表示されます。 このページより、ファイル操作(コピー、削除、移動等)、ファイル公開設定を行うことができます。
ファイル公開†
- webfsサービスにログインし、公開対象となるファイルまたはフォルダに対し、チェックマークを付与します。
- 「web公開」のリンクをクリックします。
- 公開対象となるファイルまたはフォルダに対する設定を行います。 ダウンロード数の制限、公開期限、公開パスワード、およびコメントの設定を確認してください。 設定変更や、公開用アドレスの確認は後で再度行うこともできます。
- 標準ではパスワードが必要となる設定になっています。 パスワードを不要とする場合は、「公開パスワード」のチェックを外してください。 すべての項目を確認後、「作成」のボタンを押します。
- フォルダ一覧が表示されます。これでファイルの公開がされました。 フォルダ一覧で、「地球マーク」が付与されているデータが、公開対象となっています。
公開済みファイルの公開用URLの確認†
- webfsサービスにログインし、フォルダ一覧が表示されている画面で、「web公開一覧」のリンクをクリックします。
- 現在公開中の項目一覧が表示されます。「公開用アドレス」の部分が該当項目に対する公開用URLになります。ファイルを渡す相手にこの情報を伝えて下さい。
公開済みファイルの公開設定の取り消し†
- webfsサービスにログインし、フォルダ一覧が表示されている画面で、「web公開一覧」のリンクをクリックします。
- 現在公開中の項目一覧が表示されます。
- 公開を停止したいデータについて、該当する項目の「公開停止」ボタンを押します。
- 該当項目に対し、公開停止の確認がされます。公開を停止したい場合は、「停止」のボタンを押します。
- 該当項目に対し、公開停止がされます。該当項目の表示が無くなっている事を確認して下さい。
公開済みファイルの設定変更†
- webfsサービスにログインし、フォルダ一覧が表示されている画面で、「web公開一覧」のリンクをクリックします。
- 現在公開中の項目一覧が表示されます。
- 設定変更を行いたいデータについて、該当する項目の「設定」ボタンを押します。
- 該当項目に対し、設定変更を行います。変更内容を保存する場合は、「作成」ボタンを、 変更を行わない場合は、「一覧に戻る」のボタンを押します。
公開済みファイルのアクセスログ確認†
- webfsサービスにログインし、フォルダ一覧が表示されている画面で、確認したい公開済みデータに対し、「詳細」のボタンを押します。
- 該当項目に対する詳細情報が表示されます。ダウンロードの回数は、「公開ダウンロード数」の数を確認してください。各アクセスの詳細を確認したい場合は、「ログダウンロード」のボタンを押して下さい。
- 「web公開ダウンロードログ」について該当月を選択し、「ダウンロード」ボタンを押し、アクセスログをダウンロードします。
- アクセスログは、「getpublic-xxx.log」という名前(xxxの部分が該当データの名前)で保存されます。
- アクセスログをダウンロードしたPCでアクセスログを閲覧します。「IP Address」の部分が、公開ファイルにアクセスしたPCのIPアドレスになります。なお該当ログでは、「URL」の部分に変化があります。これは一回公開期限に達し、再度公開設定を行ったためです。
公開されたファイルの見え方†
- 公開用URLにアクセスします。
- パスワード設定がされている場合は、パスワード入力を求められます。
- パスワード設定がされていない場合、およびパスワード設定がされている上で正確なパスワードを入力した場合は、公開データの一覧が表示されます。「一括ダウンロード」のボタンを押し、zip形式で集約された形でダウンロードをするか、ファイル名をクリックし個別にダウンロードしてファイルを取得できます。