Mac OS X 10.6.3 での L2TP の利用例

  1. 「システム環境設定」を開き、「ネットワーク」を選択します。

  2. 左下の「+」ボタンをクリックし、新しいサービスを作成します。

    https://www-cc.iis.u-tokyo.ac.jp/doc/vpn/l2tp-macosx106-01.png

  3. 「インターフェイスを選択し、新しいサービスの名前を入力してください」というダイアログが表示されます。

    https://www-cc.iis.u-tokyo.ac.jp/doc/vpn/l2tp-macosx106-02.png

    • 「インターフェイス:」は「VPN」を選択します。
    • 「VPNタイプ:」は「L2TP over IPSec」を選択します。
    • 「サービス名:」は適当な名前を入力します (ここではデフォルトのままの「VPN (L2TP)」とします)。

      「作成」をクリックします。

  4. 「ネットワーク」のリストに「VPN (L2TP)」が現われるので、選択し次の設定をします。

    https://www-cc.iis.u-tokyo.ac.jp/doc/vpn/l2tp-macosx106-03.png

    • 「サーバアドレス:」は、「vpn0.iis.u-tokyo.ac.jp」と入力します。
    • 「アカウント名:」は、計算機室での自分のユーザ名を入力します。
    • 「認証設定...」をクリックします。

      認証に関する設定を行います。

      https://www-cc.iis.u-tokyo.ac.jp/doc/vpn/l2tp-macosx106-04.png

      • 「ユーザ認証:」は「パスワード」を選択し、計算機室での自分のパスワードを入力します。
      • 「コンピュータ認証:」は「共有シークレット」を選択し、共有キーを入力します(共有キーの表示)。

        「OK」をクリックします。

    • 「詳細...」をクリックします。

      • 「オプション」の 「すべてのトラフィックをVPN接続経由で送信」にチェックを入れます。 (これをしないとVPN経由の通信になりません)

        「OK」をクリックします。

    • 「適用」ボタンをクリックします。

  5. 以上で設定は終了です。「接続」をクリックするとVPN接続がはじまります。

  6. 接続が成功すると、「状況: 接続」と表示され、接続時間が表示されます。これ以降の通信はすべてVPN経由となります。 VPN接続を終了する場合は、「接続解除」をクリックします。

    https://www-cc.iis.u-tokyo.ac.jp/doc/vpn/l2tp-macosx106-05.png

  7. VPN接続をよく利用する場合は、「メニューバーにVPNの状況を表示」 をチェックしておくと、メニューバーにVPN接続のアイコンが表示され、 接続/切断がすぐできるようになります。


Last-modified: 2018/05/28 (月) 16:37:19