MACアドレスとは、Ethernetネットワークカード自身につけられた48ビットの番号で、カードごとに固有の番号がつけられています。 (こういうもの→55:CA:FE:BA:BE:01)
以下にいくつかのMACアドレスの調べ方をあげますので参考にしてください。
ネットワークカード自身にラベルなどの形でアドレスが記入されている場合があります。ネットワークカードの両面を眺めてみましょう。
「設定」→「一般」→「情報」→「Wi-Fiアドレス」がMACアドレスです。
画像:Apple iOS 6 の例(設定画面から辿って確認)
つぎのいずれかの手順でMACアドレスが確認できます。
下記は Android 4.2.1 の画像です。
画像:Android 4.2.1 の例(確認方法その1)
画像:Android 4.2.1 の例(確認方法その2)
netsh wlan show interfaceコマンドを使う(無線の場合のみ)
無線インタフェイスだけ調べればよい場合はこの手順がわかりやすいと思います。 コマンドプロンプトで、「netsh wlan sh int」コマンドを実行します。 物理アドレスと表示されたものがMACアドレスです。
画像: 「netsh wlan sh int」実行例
getmac /v コマンドを使う
getmacコマンドが使える場合にはこの手順がわかりやすいでしょう。 コマンドプロンプトで「getmac /v」コマンドを実行すると、有線・無線・仮想NICなどの種別を問わず、全インタフェースのMACアドレスが一覧表示されます。 この中から、生研ネット接続に使用するインタフェースの行を探してください。アダプター欄を参考にインタフェースを特定してください。 物理アドレス欄がMACアドレスです。
下記の例では上から有線NIC、仮想NIC、VPNインタフェース、無線が表示されています。
画像: 「getmac /v」実行例 (Windows 10)
ipconfig /allコマンドを使う
コマンドプロンプトで、「ipconfig /all」コマンドを実行します。全てのインタフェースの情報が表示されます。 まず使用するネットワークカードについての部分を探し、その中から
となっているものを見つけます。 「物理アドレス」がMACアドレスです。
「システム環境設定」を立ち上げ、「ネットワーク」をクリックします。
左のインタフェース一覧から使用するネットワークインタフェースを指定し、「詳細...」をクリックします。 (インタフェイス名は、ほとんどの場合、有線なら「内蔵 Ethernet」、無線なら「AirMac」もしくは「Wi-Fi」です。)
画像:インタフェイス選択
「ハードウェア」タブをクリックします。「MACアドレス」がMACアドレスです。
画像:MACアドレスを表示 (MacOS X 10.9)
(MacOS X 10.6 Snow Leopard までは、「ハードウェア」タブが「Ethernet」タブに、「MACアドレス」が「Ethernet ID」になっています。)
画像:MACアドレスを表示 (MacOS X 10.5)
MacOS X 10.10 Yosemite からは「Wi-Fi」タブの最下部に「Wi-Fiアドレス」としても表示されています。
画像:Wi-Fiアドレスの名称でMACアドレスを表示 (MacOS X 10.10)
画面左下の時計部分をクリックします。
無線ネットワーク名が表示されている部分をクリックします。
「ネットワーク」の右横にある「i」マークをクリックします。
「Wi-Fi」の横に表示される文字列がMACアドレスです。(例示では一部表示をマスクしています。)